目次
- 1)給湯器交換はどこに頼む?
- ①ガス会社:費用を気にせず安心重視の方
- ②給湯器メーカー:こだわりがある人
- ③家電量販店:お得なポイント重視派の方
- ④電力会社:オール電化にする人
- ⑤給湯器販売会社:価格とサービスのバランス重視の方
- ⑥ネット通販:費用重視の方
- 2)給湯器の交換時期(故障のサイン)
- よくある給湯器のトラブルと対処法
- 3)給湯器交換の費用相場
- 4)給湯器の選び方
1)給湯器交換はどこに頼む?6つの依頼先の特徴
給湯器の交換を検討している人が気になるのはどこに頼むべきかということですが、主に6つの選択肢があります。
また、現在半導体不足で在庫がない・納期が1ヶ月以上遅くなるなど即対応出来ない可能性があります。給湯器の交換は期間に余裕を持って依頼することをおすすめします。
依頼先 | 特徴 | こんな方におすすめ |
---|---|---|
①ガス会社 | 身近なガス会社で安心 | 安全安心重視さん |
②給湯器メーカー | 給湯器の知識が豊富 | ブランド重視さん |
③家電量販店 ホームセンター |
ポイントが付いてお得 実物を確認できる |
お得なポイント重視さん |
④電力会社 | 電気代を抑えられる | オール電化に興味ありさん |
⑤給湯器販売会社 | 割引率が高い 独自のアフターサービスで安心 |
価格とサービスのバランス重視さん |
⑥ネット通販 | コストを抑えられる | 費用重視さん |
「何を重視するか」である程度どこに依頼するか絞ることができます。6つのそれぞれの特徴やメリット・デメリットについて解説します。
①ガス会社:費用を気にせず安心重視の方
一般家庭の多くがガス給湯器を使っていますが、給湯器の交換はガス会社でも行えます。使用している都市ガス(東京ガス・大阪ガス等)もしくはプロパンガス(地域の中小企業)に連絡すると対応してくれます。
ガス会社に依頼するメリット
「普段使っているガス屋さん」にお願いするという施施工面や心理的な安心感が得られます。
ガス会社に依頼するデメリット
割引されることはほとんどありません。そのため他の依頼先に比べて費用は高くなりがちです。さらに、在庫を持っている種類が少なく、交換する新しい給湯器をあまり選べないというデメリットがあります。
②給湯器メーカー:ブランドにこだわりがある方
給湯器メーカーに直接交換を頼むことも可能です。ノーリツ・リンナイ・パロマ・パーパスなどが国内主要メーカーです。「既存と同じメーカーやブランドを使いたい」など、こだわりの給湯器メーカーがある場合はおすすめです。
給湯器メーカーに依頼するメリット
大手なのでしっかり対応してくれる安心感があるうえ、販売終了のものを除き、給湯器を確実に入手できます。
また、給湯器の知識が豊富なのもメーカーの強みです。
給湯器メーカーに依頼するデメリット
問い合わせから工事までの対応スピードという点では小回りが利かないケースがあります。費用面では割引率も小さく、他と比較すると高くなる傾向にあります。
③家電量販店・ホームセンター:お得なポイント重視派の方
大手家電量販店やホームセンターは給湯器そのものの購入はもちろん、施工まで行ってくれます。
独自のポイントカードを採用しており、既に溜まっているポイントを使ってお得に購入したり、逆にポイントをためることも出来ますので、ポイント重視の人にはおすすめです。
家電量販店・ホームセンターに依頼するメリット
ポイントをためられるのはもちろん、型落ち品や在庫処分でセールやキャンペーンを行う場合があります。また、店舗へ行けば実物を見ることができるのもメリットです。
家電量販店・ホームセンターに依頼するデメリット
家電量販店やホームセンターは、多種多様な製品を取り扱っていますので、他と比較すると専門性やノウハウに欠けるという点があります。また工事費や延長保証などは条件をよく確認しないと若干高額になる場合があります。
また、施工事業者は自分で選べないので、特殊な設置の場合は断られてしまう可能性があります。
④電力会社:オール電化にする方
電気給湯器やエコキュートで自宅のオール電化に興味がある人は、電力会社も選択肢の一つになります。
特にエコキュートの場合は電気代を抑えられるメリットがありますが、本体価格や工事費用が高くなりますので初期費用とランニングコストの比較検討が注意が必要です。
リフォームの理由によっては自治体の補助金制度も受けられるので、積極的に利用しましょう。
⑤給湯器販売会社:価格とサービスのバランス重視の方
給湯器販売会社とはさまざまなメーカーの給湯器を取り扱っている販売店です。店頭だけでなくインターネットでも展開しているので簡単に探せます。
給湯器販売会社に依頼するメリット
メリットとしては様々なメーカーの給湯器から選べること、その会社独自のアフターサービスがあることが多いこと、また製品の割引率が大きいことが挙げられます。
給湯器販売会社に依頼するデメリット
ただし一部では悪徳と言わざるを得ない会社や、必要な専門資格を持たずに交換工事を行う会社もあるので注意が必要です。
⑥ネット通販:費用重視の方
特別な長期保証が不要で、一般的なメーカー保証(本体)と施工保証で十分、かつ給湯器交換にかかる費用を出来るだけ安くしたいという方におすすめなのがネット通販で給湯器を安く購入し、その交換工事をしてくれる施工会社をネットで探す方法です。
ネット通販で給湯器を購入するメリット
トータル費用は6つの中でもっとも安いです。
ネット通販で給湯器を購入するメリット
デメリットは給湯器から施工会社まで自分で探す手間があるという点です。
ネット通販で値段の比較をすることは容易ですし、工事だけしてくれる施工会社を集めたWebサイトなどもありますので、普段からネットを使っている人であればあまり難しくはないでしょう。
交換工事は弊社で依頼できます
大手メーカーが製造する製品の品質はどれも高いレベルにあり、どこで購入しても問題はありませんので同じ製品であればネット通販などで安く購入する方がお得になります。
給湯器交換を安くするコツは、製品はネットで購入し、施工は適切な資格を持った評判のよい事業者に頼むことです。
施工を行うプロの事業者を探すなら大成住宅設備株式会社がオススメ。
弊社なら価格、利用者の口コミ評価を比較し、お住まいのエリアから事業者を絞り込む事ができます。
また、「いくら安くなると言ってもネットショップで商品を買ってから取付工事の事業者を探すのは手間…」と思った方は、くらしのマーケットで商品と取付け事業者をまとめて探す事もできます。
2)給湯器の交換時期|故障のサイン
給湯器の寿命は約10年と言われていますが、これは給湯器の種類によって異なります。
例えば石油給湯器は8年前後と言われていますし、電気給湯器やエコ給湯器は10~15年とも言われています。
一般家庭の約8割を占めるガス給湯器の寿命は約10年と言われているため、それが交換を考える一つの目安になり、そのくらいの時期に不具合が出るケースが多くなります。
完全に故障してしまうとお湯が使えなくなり、生活に大きな支障が出ることはもちろん、最悪の場合は安全性に問題が出ることも…。壊れる前に出来るだけ早く交換(使用年数によっては修理)依頼をしましょう。
給湯器の寿命の他、給湯器を点検する時のポイントなどが記載された記事があります。そろそろかも?と思った方は、ぜひご覧ください。
給湯器の寿命・耐用年数は10~15年|壊れる前兆と交換サイン
参考:給湯器|給湯器は何年間使えますか?|Rinnai、【製品の寿命】点検・取り替えの目安について|NORTZ
よくある給湯器のトラブルと対処法
「お湯が出ない」「エラー表示される」など、給湯器のトラブルは不具合が原因かもしれません。よくあるトラブルと対処法を挙げていきます
お湯が出ない
お湯が出ない場合、ガスコンロが使えるかどうかを確認しましょう。
■ガスがつく場合
電気や給湯器、水道に不具合がある可能性があります。まずは電気の使いすぎや漏電を疑いましょう。
給湯器トラブルのお湯が出ないけどガスがつくケースはこちらの記事に詳細を記載しています。興味のある方やトラブル中の方はご一読することをおすすめします。
お湯が出ないけどガスはつく?その原因と自分で出来る対処法!
■ガスがつかない場合
リモコンや給湯器の電源をリセットし、再度電源を入れ直してみましょう。高確率でエラー表示が解消されます。エラーが頻発するなら、給湯器の交換時です。ただし、5年以内(保証期間内を含む)の給湯器は修理の方がコストが掛からない場合があります。
お湯が出ない原因は浴槽フィルターの可能性もあります。該当する方は、お湯が出ない時にチェックするポイントを紹介している記事もあわせてご覧ください。
給湯器のお湯が出ない原因は?今すぐ出来るチェック方法を解説!
給湯器から水漏れしている
給湯器から水がポタポタ落ちている場合は、水抜き栓・給湯器本体・給湯器の給水(給湯)配管のいずれかの水漏れを疑いましょう。
直ちに使用を止め、給水バルブもしくは止水栓を止めてください。
自分では直せないので、設置後5年以内の場合は修理を依頼し、6年以上使用している場合は交換を依頼します。
水漏れの原因など詳細は、給湯器の水漏れに関する記事に記載しています。心配な方やまさに今水漏れして困っている方はあわせてお読みください。
給湯器が水漏れ(ポタポタ)してる時の原因と適切な対処方法
水漏れが起きた時の連絡先はこちらの記事をご参照ください。普段から知識を持っておくと、もしもの時に慌てずにすみます。
給湯器・水漏れトラブルはどこに連絡すればいい?|知っていれば損しない事業者選び!
給湯器がガス臭い
ガスの臭いがする場合は、まずは火を消して窓を開けるなど換気をしてから、ガス栓と容器バルブを閉めます。
一酸化炭素中毒やガス爆発の可能性がありますので、まずは火消しと換気が第一ですが、換気扇のスイッチは押さないように注意してください。その後ガス会社に連絡しましょう。
ガス給湯器をお使いの方は、給湯器がガス臭い原因や、ガス臭いときにやってはいけないことが記載してある記事をお読みください。もしもの時に役に立ちます。
給湯器がガス臭い原因と対処法!合わせて知りたいNG行動
3)給湯器交換の費用相場
給湯器を交換する時は、ガス、灯油、電気によって交換費用が異なります。また、給湯器の号数(一度に使えるお湯の量を表す単位)や設置場所の難易度によっても価格が変わります。
給湯器の種類 | 費用相場 | |
---|---|---|
ガス | ガス給湯専用 | 5.5万円〜7万円 |
ガス給湯+追い焚き | 9.9万円〜13万円 | |
ガス給湯+追い焚き+暖房 | 15万円〜23万円 | |
灯油 | 灯油給湯専用 | 5.5万円〜7万円 |
灯油給湯+追い焚き | 9.9万〜13万円 | |
灯油給湯+追い焚き+暖房 | 15万円〜20万円 | |
電気 | 電気給湯器 | 5.5万円〜7万円 |
電気セミオート(お湯張り) | 9.9万円〜13万円 | |
電気フルオート(お湯張り+保温+足し湯) | 15万円〜23万円 |
※給湯器本体の値段+工事費の2023年3月時点の相場です
給湯器の交換費用相場は5.5万〜23万円!費用を安くするコツも
4)給湯器の選び方
給湯器の交換を検討している場合は給湯器に関する最低限の基礎知識は必須になります。これを知ることで、ネットで購入する際にも各家庭に合った適切な給湯器を自分で選べるようにもなりますので参考にしてみてください。
給湯器の選び方
給湯器の号数を選ぶ
給湯器選びでは「〇号」という言葉が出てきます。これは給湯器の大きさを表す号数のことです。
水温+25℃のお湯が、1分間に出る量を表しており、号数が大きいほど同じ時間内でお湯を作る能力(量)が優れています。一般家庭では16号(1〜2人暮らし)・20号(2〜3人暮らし)・24号(3〜5人暮らし)から選ぶことがほとんどです。
給湯器のタイプを選ぶ
給湯器には主に3つのタイプ(屋外壁掛けタイプ・屋外据置タイプ・マンション用パイプシャフトタイプ)があります。
ガス管や水道管の関係上、特別な理由がない限りは給湯器の設置場所は変えられませんので、同じタイプの給湯器を選ぶ必要があります。
給湯器の給湯機能で選ぶ
給湯器には給湯専用・オート・フルオートといった利便性の異なる機能があります。
- 給湯専用:お風呂の追い炊き機能が無く、お風呂へお湯を張る際に手動で湯栓の操作が必要なタイプ
- オート:追い炊き機能とリモコン操作でのお湯張りが可能なタイプ
- フルオート:オートの機能と設定した温度を自動で保つ機能がついたタイプ
まとめ
給湯器交換はどこに頼むのでしょうか?
給湯器の交換は、給湯器メーカー、家電量販店・ホームセンター、給湯器販売会社、専門事業者のほか、ガス給湯器ならガス会社、オール電化なら電力会社に依頼します。安心・コスト・実物を見たいなど何を重視するかでどこに依頼するかを決めます。
給湯器交換の費用を安くするコツはありますか?
給湯器交換の費用を安くするには、給湯器を安く買い、施工費用も安くすることです。おすすめはネットショップなどで比較し、給湯器を安く購入して、くらしのマーケットで給湯器の交換を依頼することです。
弊社は、生活に関するさまざまなサービスを安心して取引できるマーケットプレイスです。事業者の口コミや料金を比較し、オンラインで簡単に予約ができます。
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